貧血はなぜ女性に多いの?

貧血は基本的に、男性よりも女性に多いものという認識が強いと思います。
それは、どうしてなのでしょうか?
ここでは、貧血が女性に多い理由についてお話していきたいと思います。

 

食生活が乱れていることが多い

近年では、毎日のように仕事を頑張る女性が増えています。
そのため、朝や夜になかなか時間がなくて朝食を抜いてしまったり、夕食をインスタント食品で済ませてしまう女性は少なくありません。

 

このように食生活が乱れていると、栄養が偏ることになるため、鉄分不足に陥りやすくなってしまいます。

 

無理なダイエットが原因となることも…

最近は女性の間で食事を抜いたり、置き換えるような無理なダイエットが流行ってしまっています。
このような無理なダイエットを行うと、本来エネルギー源としては消費されないタンパク質が、エネルギー源として消費されてしまうため、鉄分の吸収効率が下がり、貧血が起こりやすくなってしまうのです。

 

ダイエットをする場合は、食事を抜いたり置き換えたりするような無理なものではなく、適度な運動とバランスの良い食事を中心にした健康的なものを行うように心がけましょう。

 

月経があるため出血が多い

女性の場合、月に一度の月経でたくさんの鉄分を失ってしまいます。
そのため、男性に比べると鉄分が不足してしまいやすいといえるのです。

 

また、ストレスなどが原因で不正出血になっていたり、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気にかかっていると、より出血がひどくなってしまうため、鉄分も不足しやすくなります。
不正出血があったり、それまで貧血を感じることがなかったのに突然感じるようになった場合は、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

以上のような理由から、女性は男性に比べて貧血を起こしやすいといえます。
貧血は放置して悪化させてしまうと、恐ろしい症状を起こすこともあるものなので、日頃からサプリメントなどで効率よく鉄分を補給し、貧血を起こさない体づくりをしていきましょう。

意外と男性にも起こりやすい鉄分不足

なんとなく貧血は女性に多い症状というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
実際女性は男性よりも貧血になりやすいといわれていますが、男性がまったく貧血にならないというわけではなく、むしろ深刻な理由で貧血になっていることが多いので、貧血が表れたときは詳しく検査を受けるようにしましょう。

 

男性の貧血の割合

男性の貧血の割合は女性に比べてはるかに低く、過去に行われた調査によると、40代の男性と女性の貧血の割合を調べると、女性が25%だったのに対し男性は0%、他の世代について調べてみても、20代の男性が2%、30代が0.6%と、いずれも非常に低い結果が出ました。

 

これだけなら男性が貧血を心配する必要はほとんどなさそうに見えますが、50代以降は5.8%、70代を超えると22%と、年齢を重ねるごとに割合が増えてくることが判明しました。
果たして何が要因で貧血の割合が増えているのでしょうか。

 

貧血と病気

男性の貧血と女性の貧血を比べてみると、男性のほうは深刻な病気がきっかけで貧血になることが多いといいます。

 

女性の場合は鉄欠乏性貧血と呼ばれる、鉄分不足による貧血が多いのに対し、男性の場合は胃がんや大腸がんなど、胃腸系の病気によって体内に出血が起きることによって貧血になることが多く、貧血が出た時点で命にかかわる病気に発展している可能性があります。

 

出血がある時点で症状はかなり進行しているので、心当たりがある方は早急に検査して原因を突き止めてください。

 

貧血になりやすい男性

貧血になりやすい男性は、そのまま胃腸系の病気になりやすい人ということになります。

 

アルコールの飲みすぎや香辛料の食べすぎなど、胃腸に負担をかける行為を日常的に行っている方は、胃腸系の病気になるリスクを多く抱えていることになるので、それらの行為はなるべく行わないようにしたり、定期的に検査を行って胃や腸の健康状態を調べるようにしたりと、常に胃腸の様子を気を配るようにしてください。

 

男性の鉄分不足は女性とは違い、出血によって直接失われていることが多いです。
患部が見えない分胃腸系の病気は発見が遅れやすいので、健康的な生活と定期的な検査を欠かさないようにしましょう。